ワークショップデザイナーになりました。

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4月から8月頭まで120時間の履修を経て、8月25日に修了認定をいただきました。

スクラムマスターやエンジニアリングマネージャーといった役割を担わせてもらってきたなかで・・
また、研修、勉強会、カンファレンスなどに参加させてもらってきたなかで・・
現場で生かせる力を高める学びを模索していると、先輩アジャイルコーチの発信、そして Zuzi のバイブル(SCRUMMASTER THE BOOK、アジャイル・リーダーシップ[原題:The Agile Leader])からは「コーチング」、「ファシリテーション」といったワードが目・耳に入ってきていました。

そんな時、WSDという見慣れない略語が X(当時Twitter)で呟かれていることに気づき、「なんだろう?」と軽い気持ちで検索して辿り着いた「ワークショップデザイナー育成プログラム」のサイト
そこには、『プログラムデザイン・ファシリテーション・リフレクションデザインの3つからワークショップデザインを構造的に学びます』というテキストが。

それは、これまでイベントや勉強会などの実施を「ファシリテーション」のひとことで漠然と捉えていた自分にとって目から鱗が落ちた瞬間でした。

おりしも、その直前に社内でワークショップのファシリを担って、

  • ステークホルダーの意図や期待値の汲み取りの難しさ
  • 場の設計、参加者のフレーミングといった事前準備の大切さ
  • イベント中に起こる事象と目標とを照らし合わせて軌道修正していく対応力の不足

などを痛感していた私は、次の「学びの場」を、この「ワークショップデザイナー育成プログラム」に求めることにしました(ギリギリで大学の卒業証明書を取り寄せたり、小論文を書いたりでバタバタでした)。

結果、受講して非常によかったです。

  • 教育系、人事系、コミュニティ系、新規事業系、演劇・身体性系といった様々なジャンルをベースにした多様な受講生とご一緒して、違和感・考察・気づきのループがどんどん回る
  • (終盤になって気付くんですが)この育成プログラム全体が一本のワークショップとしてデザインされているような、仕掛けの豊富さと、それを体験できる貴重さ

グループワークも含め、深く付き合えたメンバー間で交流が既に生まれてて忙しいくらいです。
その中で、似たビジネス界から参加した同期の皆も、「いままで受けたどんな研修よりもコスパが高かった」と口を揃えています。

 

なお、履修以降、カンファレンスなどでワークショップがあったら積極的に参加するようになっていますが、深く話せる同志の方と先に繫がるりそうな出逢いができています。
これはWSDの履修云々にかかわらず、お薦めできます!